長くつ下のピッピ

長くつ下のピッピ アストリッド・リンドグレーン 大塚勇三訳 岩波少年文庫
ISBN4-00-114014-4 680円 1990年7月初版 2006年8月9刷

目次
1 ピッピ、ごたごた荘にひっこす
2 ピッピ、もの発見家になり、けんかをする
3 ピッピ、おまわりさんと鬼ごっこをする
4 ピッピ、学校にいく
5 ピッピ、門にこしかけ、木にのぼる
6 ピッピ、遠足にいく
7 ピッピ、サーカスにいく
8 ピッピ、どろぼうに、はいられる
9 ピッピ、コーヒーの会に呼ばれる
10 ピッピ、英雄になる
11 ピッピ、誕生日パーティをひらく
訳者のことば さし絵:桜井誠

 世界一強く、また世界一のお金持ち(自由に使えるお金としては)のピッピ、お母さんは記憶になく、船長さんだったお父さんは一緒に航海中には風にさらわれ、一人でごたごた荘にすんでいる。世間の常識(勉強とか、作法とか)とはまったく無縁なピッピ。子供にとっての一つの理想的人物像?

 今年はリンドグレーンの生誕100年ということで岩波書店がいろいろな豪華本を出している。

2007年12月記

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