院政

院政 美川圭 中公新書1867
ISBN4-12-101867-2 820円 2006年10月

目次
はじめに
第1章 摂関期までの上皇
第2章 院政の開始
第3章 院政の構造
第4章 白河院政から鳥羽院政へ
第5章 保元・平治の乱から後白河院政へ
第6章 後白河院政と武家政権
第7章 後鳥羽院政と承久の乱
第8章 鎌倉後期の院政
あとがき
主要参考文献

 何しろいろいろ似た名前、それも複雑な姻戚関係の羅列なので、読むのが大変。個人カードを作って並べながら読まないと? 日本史の本なので仕方ないが。

 院政を行える条件とは、天皇を引退するだけではダメで、自分の子が天皇についていることが条件だという。また、平安末だけではなく、江戸時代にも院政があったという。

 日本の歴史を振り返ると、ときどき「天皇家」が強引に政権に参加する時期があるようだ。ごく最近でも。昭和天皇参照。

2007年1月記

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