新版原発を考える50話

新版原発を考える50話 西尾漠 岩波ジュニア新書529
ISBN4-00-500529-2 780円 2006年2月

目次
はじめに
I 原発の今
II 核燃料リサイクル幻想
III 危険がいっぱい
IV 原発のある社会
V 原子力に未来はあるか
関連年表
さくいん

 旧版も持っているはずだが、今見あたらない。

 1986年のチェルノブイリ原発事故からもう20年、旧版からは10年。その後核燃料工場JCOの臨界事故があったり、プルサーマル(MOX燃料消費)が行わそうになったり、核廃棄物の地層処分の前段が動き出したり、さらには原研と核燃料サイクル機構の組織が統合されたり(日本原子力研究開発機構)になったりと、具体的な事柄では変化はあった。

 だが、根本は何も変わっていない。それどころか、現在の原発の老朽化→廃棄がだんだんと現実のものになっていく。

戻る  home