Y染色体からみた日本人

Y染色体からみた日本人 中堀豊 岩波科学ライブラリ110
ISBN4-00-007450-4 1,200円 2005年9月

目次
はじめに
1 男の立場で家系図を見ると
2 子どもを残す戦略
3 Y染色体ってどんなもの?
4 性の決定は自然のなりゆき
5 Y染色体と精子
6 縄文人と弥生人
7 日本史を考える
あとがき

 Y染色体は男親からしか伝わらない。そういう意味でミトコンドリアとは対照的である。また、子孫を考える、ある特定のY染色体が子どもへと受け継がれて行くことは難しい。このようなY染色体から、日本人を考えた本。

 ただい、本人は100%正しいと思っているといいつつ、「どこまで信じるかは読書まかせ」と書いているように、オリジナルの推論がすべて正しいとも思えない。縄文人(山人)−弥生人(里人)は平和に共生した、それが武力で侵略、先住民を蹂躙してきた(じぶんたちのY染色体を残した)白人とは違うという論調はどうだろう。

2005年9月記

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