クモのはなしI、II

クモのはなしI 小さな狩人たちの進化のなぞを探る 梅谷献二+加藤輝代子編
技報堂出版 ISBN4-7655-4352-8 1,442円 1989年5月

クモのはなしII 糸と織りなす不思議な世界への旅 梅谷献二+加藤輝代子編
技報堂出版 ISBN4-7655-4353-6 1,442円 1989年5月

 ずいぶんと長い間積ん読にして置いた本だが、ようやく読んだ。Iのまえがきにもあるように、クモについての教科書ではなく、クモについての話題を集めた本である。話題と知識が広がる本である。この技報堂出版の「…のはなし」シリーズは全体にそうである。

 個人的にはクモはあまり好きでないが、やむを得ず手に持ったときの感触は、意外とコリコリしているというものであった。そういえば子供のころ、ジグモの巣をそっと持ち上げてジグモを取って遊んだ記憶もある。自宅の裏にはたくさんいるので、今度挑戦してみよう。

2003年9月記

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